大手銀行に総合職として勤めていた時の日々の出来事

  わたしは先日まで一部上場企業の大手銀行に総合職として勤めていました。その時の日々の出来事について書きたいと思います。
まず同期中で女性総合職は3割以下です。総合職は男性社会です。わたしは個人渉外といって、個人の富裕層のお客様に投資信託や定期預金や個人年金保険といった商品を販売する、証券会社のような仕事内容でした。
毎朝起きるのは5時50分です。モーニングサテライトという経済番組が始まるのでそれを見るために起きます。次に日本経済新聞を読み、その日の気になるニュースや投資信託の基準価格などをチェックします。
そして準備をして家を出て、7時半に職場につきます。職場についたらまず勉強会というものがあります。上司が毎回テーマを決めて色々と教えてくれます。ロールプレイングでお客様との対応を練習することもあります。
それが終わったら8時45分から朝会です。ここではまず今日休みの人や研修の人などを確認し、今朝の日本経済新聞の中から気になる記事を発表して今日の売り上げに繋がりそうなネタを探します。
一旦9時になったら支店があくので全員で朝の挨拶をします。
次に個人渉外だけで朝会を行い、今日のアポ件数と、ノルマと獲得目標を一人一人発表します。ここで1日の支店全体のノルマが発表されます。それが終わったら、各自の仕事に入ります。各自担当のエリアがわかれていて、基本的には一人での行動になります。
基本は前日までにアポイントをとっておき、そのお客様のお宅へ訪問します。そこで投資信託個人年金保険のセールスをします。
アポイントがなければ飛び込みで営業をしたり、お得意様に挨拶回りをしたり、自分のエリアに名刺を持って挨拶回りをします。
だいたい19時頃まで各自外を回って、一旦支店に集まります。そして全員で今日アポイントが何件あったか、売り上げはいくらだったか、ノルマは達成できたか、できなかったならば何が悪かったのか、これから帰るまでに何の仕事をするかを発表します。
それが終わったら、当日獲得できていればその事務処理を行います。そして、翌日からのアポイントのための営業電話をかけます。
まずその日に大口入金がないかどうかを確認し、あった場合には必ずお礼の電話をします。そして、資金の目的を聞き、アポイントに繋げます。他には普通預金滞納先や定期預金や国債の満期先、そして定期的に回っているお得意様にも電話をかけて、翌日以降のアポイントをとります。アポイントがとれたら、その人それぞれに合わせて何を提案すべきか先輩に相談しながら考え、資料を用意します。全て終わるのがたいてい22時頃です。
これが銀行員の日々の出来事です。
ヤフオクで中古のケノンを買う危険性・ケノンより安い脱毛器は?